ほっぷはこども達の個性を大切にしています。集団プログラムによる療育を展開していますが、個々の特性に合わせた5領域を重点的に補う支援を提供しています。
言語・コミュニケーション
指さし、身振り、サインを用いて環境の理解と意思の伝達ができるように支援します。各種の文字、記号、絵カード、機器等のコミュニケーション手段を適切に選択、活用し、環境の理解と意思の伝達が円滑にできるように支援します。
子ども達にとって相手の言葉を理解して、受け入れることはできても、自分の気持ちを伝えることはとても難しいのです。
大切なのは、支援する私たちが子ども達の気持ちを理解すること、子ども達がジェスチャーや筆談、絵カード等を使い、思いが相手に伝わる喜びを体験し、大切にしていきたいと考えています。
健康と生活
日常生活や社会生活を営めるように、それぞれの子どもに適した身体的、精神的、社会的訓練を行っています。
運動と感覚
日常生活に必要な動作を基本としていきます。姿勢保持や上肢・下肢の運動、動作及び習得、関節の拘縮や変形の予防、筋力の維持・改善を図っていきます。
視覚、聴覚、触覚の感覚を十分に活用できるように遊びを通して支援をしていきます。
認知・行動
認知の発達と行動の習得、感覚を十分活用して、必要な情報を収集して認知機能の発達を促す支援を行います。積み木やブロックなどを使った創作活動、音楽を合わせて、リズムやダンスで五感を刺激する活動をしています。
人間関係・社会性
ひとり遊びから共同遊びへの支援。周囲に子どもがいても無関心なひとり遊びの状態から並行遊びを行い、大人が介入して行う連合的な遊び、役割分担、ルールを守るなどの共同遊びを通して社会性を発達させていきます。